音読は後ろから読む – バックチェーン法で英語がスラスラ!音読練習の新常識

音読をする際には、前から1文ずつ読んでいきますが、特に発音しづらい箇所の練習をするときに、その音がうまく発生できない箇所を重点的に繰り返し練習するのだと思います。音読をしているけど、つっかえつっかえで滑らかに音読できない、なんてことはよくある話だと思います。

原因は日本語は母音で終わる、という性質のため、語に区切りがあると考えがちです。そうした日本語の音読の感覚で英語を読もうとすると、うまくいきません。

英語の語順に脳を慣らす練習法

The value of the computer depends on our creative use of it.

とあって、特にour creative use of it.のあたりがうまくシャドーイングができなかったとしたとき、our creative use of it.を繰り返し練習するのだと思いますが、ここを練習してから少しずつdepends onを足していったり、the computer depends on … というように増やしていくとよいようです。

バックチェーンという練習法

音楽をやっている方、とくに外国の歌の練習をする際に、後ろから歌う練習を繰り返し、全体につなげていく練習法があります。バックチェーンといいますが、これが音読練習にも応用できます。

どういうことかというと、一番最後の音素から1つずつ順に発音、つぎに最後から2番目の音素を足し、その次は最後から3番目の音素を足す、という具合に1音ずつ増やしては発音し、最終的に全ての音を発音するというものです。特に発音が難しい単語や文書を練習するときは、この方法がよいです。

具体的な練習方法

バックチェーン法は「文の最後から少しずつ前に戻って音読する」方法です。

例) I want to go to the park.

  • …the park
  • to the park
  • go to the park
  • want to go to the park
  • I want to go to the park

なぜバックチェーン法が効果的なのか?

効果理由
語順処理力UP英語の語順で意味を積み上げる癖がつく
リスニング力UP英語の語順で聞き取る力が育つ
スピーキング力UP英語の語順で話す準備ができる
記憶定着短いフレーズから積み上げることで記憶に残りやすい

バックチェーン法のやり方―初心者でもできる5ステップ

短い英文を選ぶこと(10語以内が理想)です。

文末の語句だけを音読(意味をイメージ)します。

1語ずつ前に戻って音読を追加

最終的に全文をスラスラ音読

録音して自分の変化を確認する

おすすめ教材とアプリ活用法

絵本(語順がシンプルで感情表現も豊か)が短文の練習に適しているといえそうです。

TEDスピーチ(中級者向け、語順とイントネーションの練習に最適)

DuolingoやCakeで出てくる例文をバックチェーンで再練習してみる、というのもありでしょう。

AI(Copilot)との対話を使って、即興バックチェーン練習も可能!

バックチェーン法は「英語脳」を育てる音読法であり、習慣化すれば、英語の語順で考え、話す力が身についていきます。日々の練習に加えて、今日から1文ずつ、最後から音読してみるのはいかがでしょうか。

以上、<音読は後ろから読む>という話題でした。

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