
なぜ“わかる”のに“話せない”のか?
英語の教材を使って勉強をしたり、海外ドラマを見たりしたときに、「あーなるほどね、うんうん」みたいな感じで、大体のスジが理解できるときがあると思います。
しかし、道をたずねられたり、不意に欧米系の人に出会い、声をかけられたとき、心臓がドキドキで、何か答えようと思うけど、うまい答えが出せないことがあります。
いわゆる、「脳の引き出しに入っているだけ」で、「取り出す訓練が足りていない」状態です。
「使える英語」は”繰り返し”で定着する
英語の学習には、「読む」「聞く」「書く」「話す」がありますが、フレーズを“見る・聞く・話す・書く”で反復していくのが効果的です。
例:「I’m not sure.」を毎日10回ずつ口に出してみる習慣をする
反復の中で文脈を一緒に覚えると、記憶が”使える形”になります。引き出しをしやすくするために、定期的に思い出すということも大事です。
アウトプットが脳に「回路」を作る
このブログでは、度々英語ができるための回路を作る、ということを記事にしてきました。
やはり、アウトプットこそが回路を作るということで、シャドーイングをしながら、口から発音をし、耳に入れていく、英語日記を作成したり、覚えた動詞を使って、「2語」の言葉を作ってみるのもよいでしょう。
自分の行動を英語で実況してみる、というのも良いかもしれません。その繰り返しの中で、引き出しがよくなります。
気づきが得られるインプットを選んでいく
英語に限らず、何かを習得するときに、「わかった気になって終わってしまう」、これが一番もったいないです。「わかった気になる」のは、もしかしたらクセになっている人もいるかもしれませんが、「わかっているかどうか」は自分しか知りません。だから、英語の教材を読んだり、アプリを使って、
「ああ、わかった、わかった」なんてわかったフリを自分にしてしまうのは、かなり危険です。
英語の勉強は一通りではないと思っています。マインドマップができるくらい多岐にわたっています。だから、自分が知らない構文や使い方に「気づける」ものが学習に効果が高いと言えそうです。
「何度も出会う」→「気づく」→「使ってみる」のループが大事です。忘れて、また出会うと記憶しやすいです。
英語を英語でとらえていく、日本語で理解しない
なんとなくわかる、というのは実は「日本語訳があるから」ということもありそうです。
だからあえて日本語訳を見ないで、英文を読んだらそれをイメージにする、という練習があります。
例:It’s raining cats and dogs → 雨がひどい → 体感と結びつける
いつ使えばいいか、がわかると「使える」ようになる
場面ごとのフレーズを、状況と一緒に覚えると使いやすいでしょう。
例:「Let me check.」→ 職場の電話応対で使える
なんとなくわかる、というのは理解が進んでいる証左ともいえそうです。決して悪いことではありません。ですが、そこからもう一歩進んでみると、これまで体験しえなかった英語の景色が見えることでしょう。自分の英語が「動いている」実感は、小さなアウトプットの積み重ねから生まれます。
以上<“なんとなく分かる”で止まってる英語、どうすれば“使える”ようになる?>という話題でした。