なぜ日本人にとって英語の単数・複数が難しいのか?

“apples”ってなんで”s”が必要なの?

日本語は「数」をあまり明示しないです。それは、日本自体が農耕社会であり、島国であることから人の交流が限定されており、共同体の中での暗黙の了解や状況判断が重要視され、言語もそれに合わせて「必要なときだけ明示」するというスタイルで発展をしてきたためです。

たとえば、「りんごを食べた」と言えば、何個かは文脈で伝わるという前提があるのです。

それゆえ、日本語には名詞に複数形がありません。apple→applesのような変化はありません。そのかわり、助数詞が存在しており、数を示すときは、「三本のペン」「五人の学生」というように、

数詞 + 助数詞 + 名詞 という構造になっているのです。この構造により、数を明示する必要があるときだけ明示するということが可能になるのです。

日本文化では、曖昧さや余白を大切にする美意識があるから

この価値観が、言語にも反映されていると考えられます。こうした価値観の違いから、日本人が英語を学習するときの戸惑いにつながっていることや、逆に、日本語学習者にとっては、「数がわからないから不安」に感じることにもなっています。

以上、<なぜ日本人にとって英語の単数・複数が難しいのか>という話題でした。

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